3神グッドスタッフ(こだわり3on3メモ)

タイトルの通り、2024年4月20日に行われた立ポケのかけるくん主催の「こだわり3on3」で使った構築の紹介。自分のための備忘録として書くので面白くない可能性が高いです。相手も拘り3体っていう前提で構築組んでるからこれに頭を侵食されないように気をつけなきゃいけない。

 

大会ルール

・レギュFランクマで使えるポケモンのみ

・拘りアイテム3種を持たせたポケモン3体で戦うシングル

・登録バトルチームは選出する3体のみのもの

 

構築コンセプト

・「トップメタだと考えたカイリューミウーラ(以下BIG3)に勝てて、パワーの高い構築にする」

・「出し負けが起こらない構築にする」

・「半減or無効で確実にアドを取る&継続する」

 

構築経緯

BIG3にほぼ勝てる動き」を求めた結果、その3体全てに初手陽気スカーフ飛テラバ霊獣ランドロス+引き先で有利展開を作っていけることに気づき、構築の始点とした。ランドが突っ張れるのはカミに対してのみなので、カイリューウーラへの引き先になりながらタイプが優秀でパワーの高いポケモンとしてHBカミ水ウーラを採用。また、どうしても一貫してしまうタイプがいくつかあったので、カミと水ウーラに受け用のテラスを採用して完成とした。

 

個体解説

バトメモの順番きもいけど俺しか見ないからこのまま。

構築経緯と同じ順番で書いていく。

 

霊獣ランドロス(スカーフ)

実数値 165-197-111-x-101-156

A-
S-ミラー意識の最速-1
HBD-H奇数で他振り分け

 

軸であり初手置きの神。このランドロスの強い要素は、

BIG3に一貫している飛テラバを高火力で振り回せる

・威嚇のお陰で、攻撃重視のポケモンで固めても「受ける」戦法が選択肢に入る

種族値合計が高く、パワーがある

・カミウーラ軸が不利とるボルチェンを牽制できる

・無効タイプ2つのお陰で、詰めとしても優秀

この5つだった。強いのにあんま使ってる人も見かけず、まさしく俺だけの最強ポケモンだった。

 

ハバタクカミ(眼鏡)

実数値 153-x-101-178-156-164

HB-特化鉢巻カイリューの飛テラバを威嚇込みで確定耐え(ここまで振ってればスカーフ水ウーラの連打も耐える)

HD-臆病眼鏡カミの妖テラムンフォを確定耐え(ここまで振ると臆病眼鏡ツツミの水テラドロポンが50%の乱数)

S-最速ウーラ抜き

C-余り

 

この構築におけるびっくり枠。「想定外の硬さ」を行動保障にするのが相手に見えない勝ち筋を作れる要素になり、かなり重宝した。Hに多く割いたことにより特殊ポケモンとの殴り合いに強くなり、エレキの氷テラバを2耐えして倒したりしたのでとても偉ポケモンだった。

 

水ウーラオス(鉢巻)

実数値 175-200-121-x-80-149(いつもの)

 

火力の神。鋼テラスは、一定数いると思っていた眼鏡赫月ガチグマに強くするため。後で知ったんだけど、赫月の眼鏡ブラム(非テラ)受けたらこいつも乱数で死ぬらしい。あの熊半端ないって。アイスピは蜻蛉の方が強かった。努力値も雑だったからこいつはもう少しちゃんと考えた方がよかった。

 

 

動き

BIG3に対する動きは以下。

vsカイリュー

蜻蛉→カミ引きからムンフォや10万で押していく。カミウーラへの交代は飛行テラバぶっぱがヤバすぎるからしてこないだろうと考えて切った。

 

vsカミ

飛行テラバで倒す。パオの氷柱耐えるレベルまでHB振ってないと耐えないし、ある程度CもSも確保したい筈だから成立すると考えた。

 

vs両ウーラ

蜻蛉→水ウーラ引きで連打or強打を受けて、鉢巻で殴り勝つ。インファ打たれても威嚇でA下がってて全く効かないのが偉い。

って思ってたけどそれするならウーラをS削った耐久振りにして特化連打を3発受けられるようにしたり、雷パン入れたりするべきだった。おまぬけ。

 

vsカイリューウーラのように「スカーフ蜻蛉での対面操作から威嚇が入った相手に鉢巻or眼鏡枠で殴り勝って数的優位をとる」動きの再現性がとても高く、パオ赫月入りには初手カミorウーラから入らなきゃいけなかったけど、そのへん以外にはだいたい初手ランド投げが安定した。

 

負け試合

・vsゴリラアシレソウブレ(再戦で2敗)

多分カミウーラめっちゃメタられてたけど結局プレミ負け。特に2戦目は全然あった。カミから入ってシャドボでゴリ押しながらランドを捨て駒に使ってウーラで詰めるのが綺麗だったかな?画像ツイートしてたから名前出しちゃうけど、シロアリさんが当たった中で一番強かった。

 

・vs赫月ガチグマハッサムカミ(再戦)

1戦目はウーラの鋼テラでブラムをカモって勝ったから大地打ってくるかと思ってテラ切らなかったんだけど、普通にブラムで飛ばされた。ってかそもそも鋼テラ切って殴り勝っても、あとあと結局ハッサムとのバレパン択になるから相手はブラム安定だった。カラオケと酒で頭死んでたのが敗因。

 

・vsスカーフ零度パオ+2匹

ラス1パオの零度でランドウーラの2匹を氷漬けにされて負け。これに関しては考察の余地なし。運。これで2位取れた筈のとこが8位になったのはSVの闇。当日の23:54、なんか上位目指せそうだったから終電逃してカラオケボックスで対戦してたのに、最終戦ほぼ勝ち確の状態から2連零度で捲られたせいで2位プレイヤーになる筈だった人間が無駄に終電を逃しただけのカス大学生になり果てたのは1つのドラマのようだった。泊めてくれたびなー本当にありがとう。当ててくれたそこの君には後で話がある。

 

零度パオ以外は俺が上手ければちゃんと勝ててるから構築は強かった。

 

傾向

・初手はみんな交代読みの行動してくる

レジエレキで水ウーラに氷テラバ打たれたりカイリューでランドにアイへ打たれたりした。ただほぼ初手に置くランドはだいたい蜻蛉打ってたから、テラスの有無から打ってくる技を予知して引き先を変えられて余裕だった。あと威嚇も偉かった。3匹がある程度受けられるサイクル構築が強かった。

気づきたくなかったけど多分このルール、初手ヤンキーつっぱめちゃくちゃ通るしリターンえぐすぎる。あ、この文は見なかったことにしてください。笑

・飛テラバの流行

カイリューとランド以外にもストライクとかにぶっぱなされた。風船ぷかぷかしてるストライクかわいかったよ、雪崩で瓦礫の下敷きにしてごめんね。

・意外とボルチェン撃たれる

やめてよ。ランドいるじゃん。

・ゴリランダー全然いない

正直ランドとどっちを軸にするか迷った枠。カミウーラに強めだけどカイリューに弱めだからみんな嫌ったのかな?

 

感想・他への活かし

Top3の人たちとはマッチングしてないし並びしか見てないやつもあるけど、間違いなくこの構築が一番強かったと思えるくらい綺麗に纏められた。また、威嚇+HB眼鏡カミが「引き先になれる攻め駒が増える」という点でとても強く、使いやすかったというのは良い発見だった。こんなに強い構築を握ったのに勝ち切れなかったのは間違いなく自分が未熟だったから。特に再戦で負けた赫月ガチグマ構築に関しては、構築作成段階でブラム確定耐えになってないとか戦った相手にどこの択で勝ったのか覚えてなかったとか、自分の雑な部分が結果に表れたものだったから猛省。次なんかあったら頑張って1位とります。笑

 

最後になっちゃったけど主催のかけるくんありがとう。楽しかったよ。

 

こすも

てるチャレオンライン#17まさかの予選抜け

おはこんばんちは、こすもです。

今回はてるるんチャレンジオンライン#17に出てきました!実は個人で参加するダブルバトルの大会はこれが初めてだったりします。このブログでは多くの方と対戦出来て、嬉しかった気持ちとか悔しかった気持ちとか、記憶が新しいうちに書いておこうと思います。使った構築はPJCS予選でも擦りそうなので割愛で!草連撃ウーラオス使ってたとだけ。

 

・成績

Day1 スイスドロー 5-2
Day2 決勝トーナメント 0-1(1没)
ベスト32

この頃が一番輝いてた。(不戦勝1個あるのは内緒)

こっから2連敗してボーダースレスレを彷徨うことになりました。なんなら最終戦も初戦は持ち時間無くなって負けたからめちゃくちゃ焦りました。笑

自分がダブル始めたての時に構築をめちゃくちゃパクってた参考にさせていただいていたアンセナさんとも対戦する機会がありました。嬉しくて頑張ろうと思ってたんですけどめっちゃ緊張してプレミして負けました。-完-

皆さん対戦ありがとうございました。

 

・自分の課題

今回の戦績は不戦勝抜いたら4-3と勝ち越しているのですが、実際は初戦でプレミ負けして残り2戦で良い立ち回りをして勝つみたいな展開が多かったです。大会では勝っていても、これはBO1だと負けているという事なので、PJCS予選で勝てるようになりたい自分にとってはとても悩ましい結果でした。今回の自分の課題は、

 

1.単純な知識不足


主にダブルで使われる技で、誰がどんなの覚えるのか知らなすぎる。特にマイナーポケモン

 

2.「選出の段階で試合全体の流れを察知して詰めまでの道筋を立てる」事ができていない


選出ミスしないとか勝率が高い択を選ぶために大切な事だけど全然できていないことを痛感しました。おそらく「自分の構築の理解度が低い」と同義

 

3.自分の構築のポケモンが相手からどう見えているかを理解していない

 

例えば守るを持っている可能性が高そうかどうかとか、襷っぽく見えてるかどうかとか。これこそ択が弱かった原因だと思いました。これも「自分の構築の理解度が低い」と同義だけど、一旦別のジャンルとして書きます

 

大きく分けてこの3つがベースにあると感じました。やっぱり数こなすのが大事っていう誰でも思いつく結論が出ました。サボらず頑張っていこうと思います。結論これです。それではフレア団以外の皆さん、残念ですがさようなら。

 

P.S. 一緒にダブル頑張ってくれる仲間募集してます!現レート1800くらいなので同じくらいかもっと強い人がいいです、よかったらお願いします。Twitter(@cosmo_poke_)のDMまで!

2023年クソデカ感情

※自分用です


Twitterでちょいちょい見かけてやりたくなっちゃったので、自分も一年間の振り返りみたいなの書いてみることにする。たぶん引くほど長文になるし、眠いから文章めちゃくちゃな可能性あり。本当に自分用だし来年とかに見返してニチャニチャしたいだけだからあんまこれの話とか振らないでください。恥ずかしいです。(笑)

2023年は自分にとって壮絶な一年間だった。約二年間全力を注いでいたMK8DXを辞めたこと、幽霊していたポケモンサークルに復帰して代表になってみたこと、USUM以来のレート(今はランクマか)に復帰して、シングルだけじゃなくWCSに憧れてダブルも始めてみたこと、リアルだと小学校の頃5回告白したら全部振られてビンタもされた女の子と何故か飲みに行ったこと、ちょっと書きたいことが多すぎるな。(笑)とにかく、自分にとっては出会いと挑戦の年だった。全部書こうとすると時間が無限にかかりそうだし、ここではダブルバトルに関しての思い出と取り組んだことに絞って書いていこうと思う。

 

8月、WCSへの憧れ・ダブルバトル開始

ぼっちだったし入場券が当選した訳でもないのに会場まで雰囲気を楽しみに行った。文字に起こすとなんか寂しい気がしてくるけどそんなことは無い。うん、無い。会場やその周辺の盛り上がり凄かったし。この写真はあまりにもでかすぎるデカチュウ(俺命名

デカ過ぎんだろ...

写真のチョイスを確実に間違えた。本来載せるべきなのはこっちだよね。

トレード用の場所。めちゃくちゃ賑わってた

英語はそんな得意な訳じゃないけど海外勢とポケモンの話で盛り上がることができた。俺が話した海外勢はニドラン♂が好きって言ってた。need to run、運動不足の俺には刺さる言葉だった。あ、これは嘘松。会場近辺には各部門の配信卓が常に映っているモニターがいくつもあって、様々な国籍の人々がそれらを囲んでいた。こんなに盛り上がるイベントの頂点に立てたら気持ちがいいだろうなと思った。

WCSを目指すにあたって、あんまやったことないカードよりは事前知識のある実機ダブルの方が取り組みやすいと考え、ダブルバトルを始めた。シングルでの経験から、最初は強者が作った構築をバキバキにパクってプレイングを学ぶのが良いと知っていたから、最初に目にとまったテルさんのガチクレセ構築を触ってみることにした。また、テルさんのメンバーシップにも速攻で入り、本気で頑張ってみることにした。ダブルはマスボ級に上げる難易度がシングルと全然違くてめちゃくちゃ焦った。この時は青すぎて、マリカ界隈から仲良い友達にも教わりながらやってたけどランクマは最終5000位くらいだった筈。ワロタ。

 

9月、初めての大会出場・ダブル勢との出会い

当時Twitterで相互になったばかりのヴェッタさんがStar Burstという大会の相方を募集していた。あんま絡んだことは無かったし自分に自信があった訳でもなかったけど、大会に出てみたい、ダブル勢と喋ってみたい、と思ってTwitterの募集に凸ってみた。三人チームの大将戦みたいな大会で、もう一人はヴェッタさんが誘ってくれたはーぼんさん。当時はマジでダブル始めたてだったから足引っ張りたくなくてめちゃくちゃ研究した。半月くらいで構築作れるようになるのは不可能だと考えたからドラゴサーフの通称"アンセナパ"をパクらせてもらうことにし、強者たちがその構築を使っている動画を目が痛くなるくらい見て立ち回りを研究しまくった。成績は個人2-4で全然力になる事ができなかったけど、ランクマじゃまだまだマッチングしないレベルで強い人とも対戦できた事が良い経験になった。ヴェッタさん、はーぼんさん、また今度リベンジさせてください。

使ったやつ。6匹全部強かった。

大会だけじゃなく、いんこ交流会でもダブルの機会に恵まれた。実は構築記事読んだことあって認知してたユーカリくん、立教の学祭で話してくれたあかさびくん、オニクモさんガーベラさんヌケさんの三人は最近全然話せてないけどまた話したい。結果は負けまくって2-3とかだった。あんま表に出さなかったけどめちゃくちゃ悔しかったから次は勝ちます。飲み会でもすぐ寝ちゃったから次こそはそっち方面でも本当の実力をばちこり見せていきたい。この頃は勝ち筋と負け筋、布石の打ち方が少しずつ分かってきてランクマは最終500位くらいだったはず。

 

10月、構築づくりの練習・キタカミプロローグ

この月はマジで頑張った。キタカミプロローグはテルさんお勧めだったこともあってcobaltさんやピヨリリィさん、じーまーこうさん主催の仲間大会に出まくって環境や強いポケモンを調べまくった。大学を一番サボっていたのもこの時期。大学をサボって考えに考え尽くした結果、人生初の二桁順位を取ることができた。妖シャンデラはジャラ赫月と渡り合えてたし、ドドゲは最強生命体だったし、クワガノンはドリブルが上手かった。

嬉しすぎてバ先の店長にも報告した

また、レギュEになってオーガポン使いたいなって思ったから初めてランクマの構築を自分で作った。結局三桁だったから構築記事とかは書かなかったけど、カミゴリラオーガポンで攻める自分好みの構築を作れたしパクり構築を使った前シーズンよりいい順位をとれたしで、自分の成長を実感できた一ヶ月間だった。

この時期ぼちぼちいたペリッパーとか雨トルネきつすぎた

ただ、シーズン終盤になるにつれて炎ポンの対策が進んできたせいで勝ちにくい環境になったのを感じたと同時に自分の構築の脆さにも気づいた。それでも新しく作る構築の完成度を高めきれなくなることを恐れてこの軸を握り続けてしまったのは自分の悪いところだったと思う。メンタル弱かった。最終350位くらいだっけか。

 

11月、テルさんとの手合わせ

11月上旬、たまたまテルさんと対戦できる機会があった。使用構築は前シーズンの構築から少し改良したもの。テルさんは大会用のガチクレセを使ってくれて構築相性は有利だったが、自分のプレイングが浅かったせいで負け。でもトリル構築の最高峰と戦えた経験はとても貴重だった。この対戦が無ければトリルターンの切れ際の択についてちゃんと考える機会はまだまだ先になっていたかもしれない。ありがとうございました。

その後はダブルお休みしてた。学業がやばくて。あとパルデアフェスタ。

 

12月、復活!!

学業を乗り越えて地獄の淵から蘇った。10月の反省を活かしサブロムを用意することで対戦数を頑張って稼ごうとしているけど、結局負けるの嫌すぎてそこまで潜れてないの欠陥人間すぎるんさな。今月のシーズン終盤はちょいちょいバイト入れちゃってるけど自分なりに強そうな構築組めそうだから頑張って最高レート更新を目指そうと思う。目標は最終二桁で!

最後に

ポサシングルオフやポ2オフをはじめとしたオフ会から仲良くして頂いている皆さん、Twitterから知り合った皆さん、並びにこがポケの現役生やOBの皆さん、一年間ありがとうございました。元旦までもうツイートしなさそうなのでこれにて今年の活動は終了とさせてください。それでは一足早いですが、良いお年を。

こすも

宇宙テラバ対面(キタカミプロローグ 81位/レート1770)

初めまして、こすもと申します。

今回は制限ルールですが自分でゼロから考えた構築で初めて2桁順位を取ることができたので自分用の記録も兼ねて書いてみます。拙い文章かと思いますが悪しからず。

 

一回だけサマヨvsイルミーゼTODが起こりました。なんかごめんなさい。

 

構築作成経緯

キタカミプロローグと同じルールでの仲間大会に参加したところ、本番付近に増えた並びとして

 

・追い風+Sかなり振ってるガチグマ

・ロンゲ+アタッカー(ジャラ等)+ソチャ

・初手猫騙ししてくる系

・並びじゃないけどドドゲ


がいると感じたので、猫騙しに強いトリルを軸にすることに決定。

 

その要素を持っているポケモンとしてシャンデラサマヨール、イエッサンが挙げられたが、一番耐久があってトリル張りやすそう&特性お見通しで初手投げが強いと考えたサマヨールを採用。

 

トリルエースにはなるべく火力が高いポケモンを置きたいと思い、トリル下で確実に最遅ガチグマの上をとって環境最強のC145から暴れられるクワガノンを採用。似たことができるポケモンとしてローブシンがいたが、爆増していたドドゲの飛行テラバにカモられそうで嫌だったので格闘テラバでの対策とした。

 

初手サマヨの隣には猫騙し持ちか圧をかけられるアタッカーを置きたいと思ったが、猫騙しは対策されている可能性があると思ったのでアタッカーとして環境に刺さりそうだったすり抜けシャンデラを採用。

 

上記3体を軸としたときに引き先がいないと感じたので、無難に引き先になれて圧をかけることもできる水オーガポンを採用。

トリル下での制圧力が高く、トリル下でなくても不意打ちでスイープできて引き先にもなれる最強生命体としてドドゲザンを採用。

 

上記5体でトリル展開は充分だと思ったので、トリル打たない選出をする際の補完枠として、貴重な飛行打点でイッカコノヨに強く、技範囲も広くて構築全体が低速なのを補うことができるスカーフムクホークを採用。

 

また、これらで重いジャラ、晴れパ、サポート込みのガチグマをメタるため各所にテラバを採用。

 

以上で構築の完成とした。

 

単体紹介

レンタル画像は選出時間切れをケアした順番になっていますが、こちらでは構築作成経緯と同じ順番で書きます。

 

サマヨール@進化の輝石

252-0-188-0-68-0

HB-黒い眼鏡A特化ドドゲの悪テラドゲザン確定耐え
HD-眼鏡C特化シャンデラのシャドボ確定耐え


お見通しも耐久も偉すぎたポケモン。特性のお陰で相手のガチグマやマシマシラ、サナガブ等の型判別ができるのがかなり強かった。技は確定枠のトリル痛み分けを入れて、1ウェポンにはvs壁構築でクワガノンの通りをよくする瓦割りを入れた。ナイトヘッドが無くても痛み分けを疑似的に削りの手段として使うことができるため、相手のゴーストタイプの襷を削り切れなくて苦しい、ということはあまりなかった。ラス1の枠にはテルさんのWCS使用構築のクレセリアから着想を得て手助けを入れてみたが、シャンデラムクホークの火力の底上げ、不意打ちスイープのリーチを伸ばすのが強すぎた。ありがとうテルさん。ありがとう世界。

選出率5位

 

クワガノン@突撃チョッキ

244-0-0-252-12-0

Hだけ奇数にしてぶっぱ余りD

 

超電磁砲ポケモン。地面も電気も少ない環境だったので通りのいい10万ボルト、炎以外のオーガポンに択を減らすことができる一致打点さざめき、ガチグマを絶望の淵に叩き落す格闘テラバ、ムクホークと並べることは無いと思ったのでソチャ等に打点を持てるエアスラで完成とした。持ち物はガチグマソチャで並べられたときに一回は吸われてもいいようにチョッキ。手助け込みでHBソチャをエアスラで飛ばせる。トリルを展開できれば必ずいい働きをしてくれたが猫騙しに弱いポケモンになってしまったため、それ警戒であまり選出できなかった。チョッキで打ち合い性能は上がったけど初手投げはほぼせず裏から出していける動きも組み込めていなかったので、そういう構築ならトリルATには守るを入れる方が動かしやすそうだと感じた。

 

選出率6位(笑)

シャンデラ@気合の襷

6-0-0-252-0-252
ガチC特化。Hに振ったのはミス。


俺の環境最強ポケモンランキング1位であり地雷ポコモン。彼のお陰で拾えた試合は数知れず。妖テラバを採用した理由は

・襷が削れた後もドドゲの不意打ちに臆せず攻撃技を押すことができる

・相手のジャラに対して見えない処理ルートを用意することができる

この2点。炎+「見えない妖」の技範囲がテラス択(主に妖弱点の鋼テラス)に非常に強く、ジャラをはじめガブやブシンに強く出ることができた。クワガノンのお陰でトリルを警戒されるからバルク値が高く、守るも刺さった。完璧で究極のアイドル。

 

選出率堂々の1位

オーガポン@井戸の面

252-132-0-0-0-124
HD-テラス切ればC特化ガチグマのテラスハイボ2耐え
S-最速80族抜き(シャンデラ、サナエルレイド等)

A-余り


ダヴィンチもびっくりの万能人。スイープの役も担えるようにAを確保したが、どちらかというと指でドドゲを守る展開の方が多かったから陽気の耐久振りにした方がこの構築には合っていたかもしれない。技はテンプレ。ウドホの枠はウドハンでも強そうだったが、ウドホの回復が生きる場面は何度もあったのでこれで完成されていると感じた。

 

選出率3位

ドドゲザン@黒い眼鏡

188-252-4-0-4-60

A-ガチ特化。不意打ちのリーチを少しでも伸ばす。

S-同族&遅いガチグマを抜けるくらい

HBD-陽気A252炎オーガポンの棍棒を確定耐え

 

個人的にこのルールにおけるドドゲザンはこの調整が結論だと感じた。タイプと種族値を活かした後投げから不意打ちで縛る動きが強すぎる。チョッキも勿論強いが黒い眼鏡と比べたとき、格闘技を持っている相手に対してテラスを切るか引くしか選択肢が無い点で守るを押せる後者に分があると思った。格闘技の警戒を十分にできれば無敵なので使い手の実力が出るポケモンだと感じたが、自分はまだまだこいつを使いこなすことができなかった。アイへを抜いて妖タイプへの打点が無くなったが、そういう系は基本的に数値が低く、他のポケモンで十分みることができたのでミラー意識のけたぐりを採用した。トリルを展開する構築でも、同族を抜けるくらいまで振ることで相手とのS関係が分かりやすいのがとても使いやすかった。これより速いドドゲには何回か当たったけどそういう相手には全て勝ったのでこの調整が結論。

 

選出率2位

ムクホーク@拘りスカーフ

4-252-0-0-0-252

ブレバでH252イッカネズミを乱数1発(68.75%)

 

補完枠として入ってきたのに強すぎて軸に成り代わったキチキギス。意地にすることでミラー以外に強くなり、イッカコノヨに対して霊テラを気にせずにブレバを打てるようになった。序盤の雑な削りから終盤のスイープまでこなすことができるつよつよポケモン。岩テラバは晴れパのスカーフシャンデラ等を意識しての採用だったが数を減らしていたので1回しか打たなかった。ドドゲシャンデラと縦の相性がとても良く、サイクルにも組み込みやすかった。

 

選出率4位

 

立ち回り

選出

シャンデラムクホ+水ポンドドゲ(順不同可)

45戦中30戦以上この出し方。シャンデラムクホがかなり刺さりやすかったが、初手のガチグマロンゲみたいな並びに対して猫ハイボorブラム警戒でムクホがドドゲバックしなきゃいけないしその後真空波ケアすると無限に択になってしまうのが苦しかった。その並びかなり多かったしちゃんとメタるべきだった。

シャンデラサマヨ+クワガノン@1(ほぼドドゲ)

トリル選出するならほぼこれ。ドドゲでのスイープを狙うか、クワガノンを水ポンで守り切るかはクワガノンの刺さり具合で決めていた。この6体を見てトリルメタの選出をされることが多く、サマヨはそれに打ち勝てるようなパワーがあるポケモンではないと感じたため、逆張りであまり選出しなかった。多分正解。

ムクホサマヨ+クワガノンドドゲ

1回だけこれで出したけど負けた。

 

サマヨ軸による相手選出の歪み

相手がサマヨ始動のトリルを止める手段としてあるのが
・挑発やトリック、悪戯心アンコでの行動阻害
・ドドゲ@1で総攻撃してくる
の2種類だったので、こっちはほぼトリル出さないけど相手視点はトリルとの選出択になっているという状況になっていた。そのせいでドドゲを初手に投げられることがちらほらあったが、初手ドドゲに対しての択は無限に発生してしまう構築になっていたのでそこだけ渋かった。ムクホークを耐久振りにして上から動く以外の行動保障を持たせていれば解決していたのかもしれないが、火力が本当にギリギリだったので一長一短だった。

 

最後に

WCS2023を見てダブルバトルを始め、初めて自分の構築で2桁順位をとることができたのでとても嬉しいです。今シーズンのランクマはより精進しようと思います。最後になってしまいましたがここまで読んでくださった皆さま、並びにいつもお世話になっているテルさん、本当にありがとうございました。

 

こすも